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ILBISONTE イルビゾンテ ヌメ革

2020.07.06

 イルビゾンテ ヌメ革

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二つ折りがま口財布   29,000+税

ミニ財布        17,000+税

コンパクト小銭入れ   9,500+税

名刺入れ        9,000+税

キーケース(左)    12,000+税

キーケース(前)    6,000+税

キーケース(奥)    7,000+税

 

 

こんにちは Fiorito店 大場です。本日のご紹介は、いつもとちょっと変えてヌメ革のお財布や小物のお話になります。

 

ヌメ革とは?

「ヌメ革」は、植物の渋にも含まれる成分のタンニンを使って牛の原皮を鞣し、型押しなどの表面加工をほとんど施さずに仕上げた革のことです。

数ある革の中でも最も革らしい雰囲気を持つため、“革の中の革”とも呼ばれます。ひと目で本革と分かるナチュラルな風合い、高い上質感と風格、素朴な匂いやなめらかな手触りが特徴。傷痕やシワ・血管や毛穴の痕などの自然の刻印がそのまま残されるため、表情がとても豊かで個性的になります。

 

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丈夫で長持ち

ヌメ革は線維がキュッと締まっているので、たいへん頑丈な革です。そのため使い始めはややゴワゴワして固い感じがしますが、使い込んでゆくと徐々に繊維がほぐれて柔らかくなり、クッタリと馴染んできます。

表面加工をしていないため簡単に傷が付きますが、丁寧に手入れをしながら使うことにより長く使えるので、傷さえも味わいに見えます。

 



味わい深い経年変化

ヌメ革は日光や熱で日焼けしたり、ケアオイルや手の脂が染み込むことなどによって、色がより深いものへと変化します。

また日光や熱、摩擦などの刺激によって革が元々含んでいる脂分が表に染み出し、これが磨かれることで独特のじんわりとしたつやが出てきます。ヌメ革はただ古びてゆくのではなく、年季が入るほど味わいを増し、革を持つ喜びを堪能させてくれるのです。

 

 

自然の刻印

最もナチュラルな仕上げの革であるヌメ革には、牛が元々持っていたシワやたるみ、キズ、血管、毛穴などの痕跡がそのまま自然の刻印として現れます。

これを「ナチュラル・スタンプ」などと呼び、天然皮革には付きものの特徴となっています。ヌメ革は表面加工をほとんど施さないので、これらの痕跡が他の革よりもはっきり現われ、それが一枚一枚の革の個性や味わいになります。

 

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1 バラキズ
刺し傷や切り傷が治った痕。
放牧で自由に育てられた牛に良く見られる。

2 トラ
首・腹のシワやたるみを伸ばした痕。

3 血筋
血管が通った痕が稲妻のような模様に。

4 毛穴
大きな毛穴が密集していた痕。

5 かさぶたの痕
刺し傷や擦り傷の痕が濃い色に。

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ヌメ革のお手入れは?

普段のお手入れは、乾拭きで表面のほこりを払う程度で結構です。革表面にカサつきなど乾燥の徴候が見られ始めましたら、適宜オイルケアを行って潤いや油脂分を補充してください。

軽度の汚れは皮革用クリーナーで除去できる場合もありますが、汚れの種類・付き方によってはかえって広げる場合がありますので、ご使用にはご注意ください。

 

 

長く使って、もっと革を楽しみましょう!

 

 

※防傷加工をしておりませんので、爪などで容易に凹みや傷痕が付きます。一度付いた傷や痕は基本的に消すことができませんので、傷を気にされる方は扱い方にお気をつけ下さい。
但し、浅い傷は指で揉みこんだり、経年変化で自然に目立たなくなる場合があります。